プレミアリーグ観戦 ~幼児同行ってあり?非常識?~

プレミアリーグ観戦 幼児チケットは要るか?

日本代表FW武藤選手がニューカッスルに来ることになり、シーズンチケットを即購入!と思い立ってみたものの、そもそも膝抱っこが可能な2歳児のためにシーズンチケットと席を確保する必要があるのでしょうか。日本のJリーグ観戦では、1席取らない限り幼児用のチケットは不要ですよね。

ニューカッスルユナイテッドFCのホームページからSeason Tickets Terms & Conditions、FAQ等読み込んでみましたが、13歳以下はJunior席が必要ということだけしか記載されていません。この点だけ見ると、席が要らない幼児でも入場のためには1席確保する必要がありそうなので、Newcastleのチケットオフィスに問い合わせてみました。すると、消防法上の決まりのせいなのか、やはり生後1日から入場するにはチケット要りますとのこと。

調べてみると、子供チケットの要否に関してはPremier Leagueで統一した規格を設けている訳ではなく各クラブ・スタジアムで取り扱いが異なるようです。例えば、ロンドンのホームチームであるChelseaでは3歳未満は席料金がかからないようですし、4歳までは大人の膝の上で良いと謳っているクラブ、逆に、生後1日の子供でもチケットが必要と明記しているクラブもあります。

プレミアリーグ観戦 幼児同行は非常識か

そもそもなぜプレミアでは幼児を抱いての観戦客はほとんど見かけないのか。英国のサッカーは大人の社交場のため泣かれるような小さな子供を連れて行くところではないと考えられているのか、逆に、サッカーは労働者階級のスポーツなので幼児を抱いての観戦は危ないからなのか。実際にプレミアリーグを観戦したことはありませんが、各方面の口コミを総合すると後者の「危ないから」というのが理由のようです。例えば、安い席の周辺では客席から花火が上がっていますし、ヒートアップする試合だと暴力沙汰もあります。日本人選手がこけた場合は日本人の観客に対する風当たりも悪く、逆に活躍してくれれば妙に話しかけられる。

ある口コミを参考にすると、「ゴール裏ではなく中央の前の方の席なら比較的安全です。出来るだけ高い席を選ぶ。会場には早めに入る。遅れていくと席が占領されていることがあります。自分の席だと主張しても通じないし。試合が終了する前に会場を出ること。帰りの交通手段をよく考えておくこと。言葉ができない国なら帰りの迎えが必要ではないかと。とはいえ、数万人が一気に駅に向かうので、大変な混雑で、落ち合うのも大変そうですが。それから、会場に女性はほとんどいません。サッカーは労働者階級のスポーツだとよく肝に銘じて、いつでも逃げられる態勢で。できれば若いお兄さんについて行ってもらうのがいいと思います。 」とあったり、逆に「スタジアムには家族席のブロックもあるほどですからある程度の年齢以上のお子様連れの方達は結構いらっしゃいます。イングランドでは4~5歳児が日本の小学校1年生にあたりますが普通このくらいの年齢に達してから観戦に同席させるのが一般的な常識となっているようです。」とあったり。

ニューカッスルでもFamily Seatはありますが、メインスタンドの最後方の安い席です。中央前方の高値席を確保せよ!というアドバイスとは逆行します。

「郷に入っては郷に従え。」という諺に倣い、現地の熱烈なLiverpoolファンの友人に幼児同行の可否について聞いてみました。彼曰く、

“Given how unpredictable games can be, I’d say it wouldn’t be a good idea to bring your young child to a game”(試合は予測不可能なものだから、僕としては小さい子供をスタジアムに同伴するのはお薦めしないね。)

とのこと。

追記:家庭の事情もあり、後日ニューカッスルvsウルブス戦に幼児連れてスタジアムに行ってきましたので、そのときの感想はこちら。

追記:実際にシーズンチケットでスタジアムに通ってみた結果、プレミア観戦に幼児同行することの是非について個人的な感想としては、やはり試合観戦を楽しめるくらいの年齢になってからの方が良いだろうということ。

その理由は、子供が危ないからという訳ではなく、試合が始まると皆さん席に座って試合に集中しているので、余り大声で泣いたり走り回ったりすると、自分も周りも試合に集中できないからです。乳児・幼児がスタジアムにいると珍しいので周りのお客さんも優しく接してくれますし話しかけてもくれます。ですが、スタンドには、試合中に意味もなく歩き回るほどのスペースはありません。勿論、子供が飽きてしまったらスタンド観戦から離れてトイレ・売店の通路で散歩しているのであれば誰も迷惑に思わないでしょうし、それくらいの散歩が可能なスタジアムが多いでしょう。

旅行中にどうしても子連れで行きたいという場合、安全上の理由から避けるべきという程のものではないと思います。アクシデントが起こらないように、ホームとアウェイ席が厳重にバリケードで分けられています。

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ABOUTこの記事をかいた人

英国在住、日本での仕事を中断して現在大学院で勉強中。2歳児の親。 大学では国際色豊かなサッカーチームにて日々奮闘中(学内リーグなのでエンターテイメントです)。プレミアリーグ観戦に憧れ、武藤嘉紀選手のニューカッスル移籍を機にニューカッスルファンになりました。 地球の歩き方「イギリス編」でもイギリス北部の情報は少ないので、特に北部の情報発信を心掛けています。