【世界遺産】現地在住者がハドリアヌスの壁を解説!

ハドリアヌスの長城とは?

英語だとHadrian’s Wallですが、イギリスの北部にあるローマ帝国時代の城壁跡です。ブリテン島北部のケルト人の侵入に悩まされたローマ帝国は、2世紀に第14代ローマ皇帝ハドリアヌスが城壁の建設を命じ、10年の歳月をかけて建設されました。ローマ帝国の国境線を防御する防御壁「リメス」の一部であり、ローマ帝国最北端の国境線でもあります。

1987年にユネスコの世界遺産に登録されました!

アクセスは?

ハドリアヌスの長城は、ダラムから車で60分、ニューカッスルからだと30分くらいで着きます。高速を降りると緑の丘が広がる高地でドライブしていて気持ちの良い道が広がります。イギリスの田舎道は制限速度が60マイル(100キロ)のことが多いですが、道幅も広くなくカーブや坂も多いので60マイルで飛ばすには未だに若干の恐怖を感じます。街灯もないので特に夜は道が見えません。。100キロで走る車が対向車線ですれ違うので、常に命の危険を感じます。信号の替わりにRoundaboutsを使っているのもそうですが、イギリスはお互いのドライビングスキルを信頼しないと成り立たない交通ルールも採用していますよね。

どんなところ?

ハドリアヌスの長城での観光地は、主に3つあり、それぞれ、ハウスステッズ・ローマン・フォート、ローマン・アーミー博物館、チェスターズ・ローマン・フォートと呼ばれています。それぞれが結構な距離で離れているので、一度で全部を周るには一日がかりかと思います。今回は、Google Mapでハドリアヌスの長城と検索して連れていかれるハウステッズ・ローマン・フォートに行ってきました。ここは、ハドリアヌスの長城の中でも最も保存状態が良く、往時の面影を偲ぶことができると言われています。

駐車場に車を停めると遠くに遺跡の跡が見えます。土曜の昼前に行きましたが、それなりに観光客の車も停まっています。まず感じるのは寒い!!10月初旬なのでそれなりに地上も寒いですが、ここは標高が若干高いのか風が吹きさらしのせいか分かりませんが、イギリス人の皆さんは車のトランクからダウンジャケット、帽子、手袋取り出して完全防備ですね。我が家はそこまでの防備を持参しておらず、既に心が折れそうです。入場料は大人£7.8。5歳未満は無料みたいですね。地球の〇き方によると£7.0と紹介されているので最近インフレしたんですね><。

沢山の羊が放牧されているので羊の糞を踏まないように気を付けながら丘を登ること20分、ようやく丘の上に来ました。とにかく寒いのでまずは併設の博物館で暖を採ります。

中は広くはありませんが、城壁と周辺施設を復元した映像もあり、20分くらい過ごします。ウィスキーの試飲やジャムの試食もありますが、運転があるので我慢。そして、遺跡に入ります。

多分メインストリートの階段

石造りの病院?

中が撮れていませんが、共同トイレの跡。

林の中に続く城壁。まぁまぁ高さも厚みも感じられますので、敵の侵入を防ぐという役割は果たしていたんでしょう。寒すぎて、林の中への散歩は断念。

子供は走り回れるのでハッピーです。

子供が走れる観光地という目的は充分に果たせましたが、何せ大人が寒かったです。イングランド北部は湖水地方もありますし、その他の国立公園の宝庫でもありますが観光するには10月初旬でも既に寒すぎます!国立公園巡りは、来年の夏まで待つ必要がありそうです!

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ABOUTこの記事をかいた人

英国在住、日本での仕事を中断して現在大学院で勉強中。2歳児の親。 大学では国際色豊かなサッカーチームにて日々奮闘中(学内リーグなのでエンターテイメントです)。プレミアリーグ観戦に憧れ、武藤嘉紀選手のニューカッスル移籍を機にニューカッスルファンになりました。 地球の歩き方「イギリス編」でもイギリス北部の情報は少ないので、特に北部の情報発信を心掛けています。